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測定子と測定方向とが直角でないときの修正方法 |
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測定子と測定方向とが、測定現場の条件が悪く、どうしても直角保持できず、 |
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下図のように角度 ( θ ) をなし測定子の回転中心より測定面までの距離が H のような状態の場合は、 |
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真の値 = ピクテスト・ニューピクテストの指示値×cosθ( 補正値 ) の式により真の値が求められます。 |
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( 例 ) PC-1Aを使用し、角度が30°でピクテストの読みが 0.05mm のとき、 |
係数は表より 0.87 ですから 0.05mm×0.87 = 0.0435 ≒ 0.043mm |
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測定子と測定方向とが直角でないとき、修正しなくても良い場合 |
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測定子と測定方向とが直角でない場合は、修正係数を用いて修正しますが、 |
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測定誤差が 10% まで許される場合には、係数が 0.9 以上であれば修正しなくてもよいことになります。 |